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小林よしのり
2016.7.18 15:01日々の出来事

美人とブスのあいだ


理作氏の「せつないかもしれない」で衣緒菜さんが世の中

には美人とブスの二種類しかいないと思っていたそうだ。

なかなか可笑しい。

 

わしには、超美人と、美人と、見ようによっては美人と、

愛嬌のあるブスと、直視できないブスまで、かなり微妙に

グラデーションのある美醜の判定基準がある。

 

そして、若いからこそ美人という人もいて、50代から一気に

老け込んで醜くなった例も見た。

 

逆に若いときはむしろ、ややブスだった女性が、歳をとると

どんどん綺麗になってきて、60代過ぎて美人になるという

例も知っている。

カメとウサギの競争のように、ブスと美人が逆転した例は

あるのだ。

 

男も同様ではないだろうか?

わしが若いころ大ファンだった色気のある男性シンガーが、

今じゃ見る影もなく老いぼれてしまっている。

高田純次の方がカッコいいじゃないかと思ってしまうのだ。

 

美醜に対する関心は今も尽きない。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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